クレジットカードの審査情報 > ブラックリストと多重債務 > 与信審査はどうおこなうのか?
「与信審査」の主な仕事というのは、クレジット商品の申込時に、問題がないかを確認することです。クレジットカードの申込書に記載された内容と、 申込者の過去の信用情報や勤務先、収入、資産などの整合性をチェックして、クレジットを利用できるかどうかを総合的に判断します。
クレジット業界の店舗は、消費者金融などを除くと、ほとんどの店舗がビルの階上にあります。その理由は、 ほとんどの商品は顧客が直接来店するような商品ではないためです。もちろん、そのような店舗でもクレジットカードでの申込は受け付けていますが、 ほとんどの申込はWEBから、またはDMでおこなわれます。
店内での仕事は、「窓口営業業務」、「与信審査業務」、「顧客管理業務」、「総務経理事務」などですが、 やはり重要な仕事は「営業」 「与信」「顧客管理」の三つです。クレジット商品を販売し、その売り上げの管理をおこなって、販売代金を回収するというワケです。 与信審査というのは、クレジットカード会社の重要な仕事の柱の一本なのです。
現在、クレジット会社では、カード会員などに延滞状況などを自動で電話する督促管理のシステムがあります。主な仕事としては、督促の折衝を おこなって、入金履歴の管理、債権の回収をおこないます。延滞が発生した場合にいつまでに返済してください、という折衝をおこなって、回収する、 ということです。そして、この自動督促管理システムが、「途上与信」という役割を兼ねているのです。
途上与信とは、クレジット支払いの期日を管理したり、カード会員の返済能力の変化をチェックすることです。クレジットカードを申し込んだ当時と 現在とでは、返済能力が違っているかもしれない、給料日も違っていうrかもしれない、だからそれにあわせて与信をしていこう、ということなのです。
延滞が起きた際、まずクレジット会社側の大量処理自体に問題がなかったかを確認する必要があります。そして、会員の返済能力を把握し、 返済日や返済額はそのままでいいのか、ということをチェックし、会員の返済能力に合わせた返済計画を調整しなければならないのです。 そしてそれが本当の途上与信なのです。