クレジットカードの審査情報 > オーソリゼーションについて >加盟店の業務
インターネットショッピングなどでは、今やクレジットカードなしでは考えられないほどクレジットカードは普及しています。 プロバイダなどの契約の際では、クレジットカードなしでは契約すらできないのが普通になっています。ネットの世界ではクレジットカードが お金の代わりを果たしています。しかし、その利用店舗が果たして信頼できるところなのかどうかは、ネットではとても確認できません。
ネットだけではなく実店舗でも様々なお店でクレジットカードは使えます。飲食店でも使えるところがたくさんありますが、 中にはぼったくりバーのような合法だか非合法だかわからないような店舗まで加盟店になっている場合があります。このような店とカード会社が 直接契約していると言うことはあり得ないのですが、加盟店とカード会社を仲介するようなビジネスもあり、カード会社の管理が末端の店舗まで 行き届いていないのが現状なのです。
犯罪行為とまではいかないまでも、合法なのか非合法なのか、すれすれのところで成り立っている商売もあります。クレジットカード会社としては そのような店舗とはできる限り契約を結ばないようにしています。また、一度結んだ場合でもそのような加盟店とは契約を解除するようにしています。
しかし、その一方で、カード会社はできる限りカードを利用できる店舗を増やそうと努力もしています。そのために加盟店手数料も結果的にどんどんと 下げてきています。その結果として、カード会社が充分に管理できず、怪しい加盟店が混じってしまうと言うことにもなってしまうのです。
クレジットカード会員は、カード会社のマークがついた加盟店は安心であると考えるかもしれません。しかし、カード会社の管理は充分に行き届いて いないのが現状です。また、充分に管理しようとすると、その分多くコストがかかり、結果的には年会費などでその分のコストはカード会員が 負担せざるを得なくなってしまうのです。
日本の場合、いくつものクレジットカード会社がビザやマスターカードのライセンスを持っています。そのため、1つの加盟店にいくつもの カード会社が加盟店契約をしていて、1つのカード会社が契約を解除しても問題の解決にならなくなってしまっています。一つのVISAカードの カード会社が契約を解消しても、依然としてVISAが使えてしまうということが起きるのです。